【まぼろしの薔薇】終演

 

劇団ロオル第6回本公演

【まぼろしの薔薇】が、先週11月25日(日)に無事終演致しました。

 

ご観劇下さいました皆様、本当に有難う御座いました!

Twitterと主宰アカウントにてご挨拶をさせて頂きましたが、

改めて此方でも、皆様への感謝の気持ちを綴ってまいろうかと思います。

 

今作は3年ぶりの新作公演でしたが、

≪麗しさに秘められた鋭い棘で、その刹那を刺す≫

というロオルのコンセプトに沿った作品になったのではないかと思います。

「現在のロオル」でしかできない刹那的な公演になったのではないかと。

主人公≪秋子≫のもつ葛藤は20代後半特有のものかもしれません、

これは≪秋子≫の物語であり、≪あなた≫の物語でもある(あった)。

【まぼろしの薔薇】は人生という長い道のりの中の「20代後半」という刹那の物語でした。

 

一つの年代の物語でありながら、お客様から嬉しい感想ばかりいただけたのは、

出演してくださった若いキャストの皆さんが、自分自身がその渦中で悩む中で、実感を持って演じてくださったことが【まぼろしの薔薇】を≪いま≫の物語にしてくれたこと、

そして三村伸子さんがそこを通り、その経過、その後を見てきた人生の厚みをもって、

仙葉由季さんが身体表現を通して過去未来現在をつなぐ光となって、

幅広い年代に受け入れてもらえる作品へと昇華してくださったからだと思います。

 

また、テクニカルスタッフの尽力は、ただの青春ものに収まらせないロオル的幻想世界を現実化してくださいました。

 

携わって下さった全ての方に心からの感謝を、あらためて伝えさせてください。

本当に有難うございました。

 

 

そして、ご観劇くださった皆様。

劇場で、またSNSで、たくさんの感想をよせていただき本当に有難う御座いました。

皆様のもとに届けたいものがちゃんと棘として刺さっている実感に胸がいっぱいです。

薔薇の鋭い棘が皆様の今後に何かしらの影響を与えることができたら、それ以上嬉しいことはありません。

演劇は、出演者・スタッフ、そしてお客様と、劇が成されるその場にいる全員のイマジネーションと全員の集中力がないと成り立たないものなのだと思います。

ご観劇いただき、そして作品をより良いものにしてくださり、本当に有難う御座いました。

 

 

感謝の気持ちを述べ始めると本当に終わりがない、

色々な方への感謝を胸に、次の一歩を踏み出します。

 

 

劇団ロオル次回公演は未定ですが、

来年2019年の事も少しずつ企画しております。

サイトやTwitterでお知らせしてまいります、

是非今度とも劇団ロオルを宜しくお願い致します!

 

 

最後に、

皆様本当に有難う御座いました!

 

 

 

劇団ロオル 主宰

本山由乃

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